RO水とは、逆浸透膜を使って出来た水です。
逆浸透膜とは、RO膜、半透膜とも言われますが、
アメリカのNASAが開発した濾過装置です。
1950年代に、アメリカで海水を淡水にする研究が始められましたが、
その研究がきっかけとなって、ROの開発に至ったそうです。
ROとは、原水に大きな圧力をかけて、
逆浸透を起こさせる事で、純粋に近い水を作る技術のことです。
逆浸透膜は、電子顕微鏡でも観察できないほどの超微細孔のある人工の半透膜(フィルター)で、
その穴の大きさは、0.002〜0,0001ミクロン(μm)と言われています。
このフィルターを通すと、不純物をかなり除去する事が出来るそうです。
逆浸透膜を使うと、ゴミ、花粉、ウィルス、トリハロメタン、ホルムアルデヒド、
環境ホルモン、農薬、ハロゲン化合物、水銀、鉛、
ダイオキシン、カルシウム、マグネシウム、カリウムなどの有害物質を取り除くことが出来るそうです。
ところで、RO水は、低価格のものが多いそうです。
また、家庭用の浄水器の中には、逆浸透膜を使ったものがあります。
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