ミネラル(無機質)とは、酸素、炭素、水素、窒素以外の元素のことですが、
生体に欠かすことのできないものです。
また、ミネラルは、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミンと並んで、五大栄養素の1つでもありますので、
重要な存在です。
ところで、ほとんどの水の中には、ミネラルが含まれています。
という事は、ミネラルは体に欠かせないものだから、
ミネラルが含まれている天然水は、体の栄養になって良さそうに思うかもしれません。
しかしこれは、とんでもない誤解なんです。
ミネラルには、有機ミネラルと無機ミネラルがあります。
このうち、有機ミネラルは、野菜などの植物に含まれているミネラルで、
体内に入ると、体の栄養となるので、人間にとって大切なミネラルです。
一方、無機ミネラルとは、体にあまり吸収されないミネラルです。
このミネラルは、体内に入っても、体に吸収されないで体の外に排出されるか、
体の中で沈着して、関節炎、動脈硬化、尿路結石などの病気の原因になるそうです。
ですので、無機ミネラルは、人間にとって、不要なミネラルです。
ところで、天然水や水道水などの水に含まれているミネラルは、有害ミネラルと無機ミネラルのうち、
どちらのミネラルになるかと言いますと、無機ミネラルの方なんです。
ですので、人間にとって、不要な方のミネラルです。
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