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 鉛(水道水の中の有害物質)

※本ページはプロモーションが含まれています。


水道水の中には、有害物質の鉛が含まれている場合がありますので、 このページでは、鉛の危険性などについて説明したいと思います。

【目次】
・鉛とは!
・鉛による慢性鉛中毒!
・水道水の鉛!
・水道水の鉛を除去する方法!
・最後に!


  鉛とは!


2013年の10月18日に世界保健機関(WHO)は、 毎年、世界で、約14万3千人が鉛の中毒で死んでいることや、 鉛中毒で知能障害になる子供が、約60万人に上ると推計した報告書を発表しました。

鉛中毒になるのは、発展途上国や東南アジアに多いそうです。

この報告書から、鉛は、非常に危険な物質だと言えます。

しかし、日本では、以前に水道管に、 鉛が使われていました。

鉛は、水に溶解しますので、鉛製の水道管を使うと、 水道水の中に、鉛が溶解します。

現在は、鉛製の水道管は使われていませんが、 以前に使われていた鉛製の水道管が、現在も20%ほど残っているそうです。


  鉛による慢性鉛中毒!


慢性鉛中毒は、鉛が体内で酵素の働きを阻害することで起きます。

■消化器系障害

食欲減退、食後胃部不快感、腹痛、鉛疝痛

■血液障害

鉛によって、造血組織でのヘモグロビン合成量が減少します。

血液障害の症状には、 貧血、鉛蒼白、高血圧、アテローム性動脈硬化症などがあります。

■神経障害

末梢神経の伝達速度の低下は、血液中の鉛濃度が30(μg/dl)で起きるそうです。

また、血液中の鉛濃度が300(μg/dl)を越える場合は、 脳症になる場合があるそうです。

また、鉛の神経毒性は、小児は成人よりも影響を受けやすいそうです。

神経障害の症状には、筋肉痛、関節痛、筋力低下、伸筋麻痺、嘔吐、昏睡、痙攣発作、鉛脳症、 神経遅延、学習障害、記憶低下、知能指数の低下、神経過敏、抹消神経障害、 感覚異常症などがあります。

■がん

IARC(国際がん研究機関)では、無機鉛化合物は、 グループ2a(人に対する発癌性がおそらくある)に含まれます。

また、鉛は、グループ2b(人に対する発癌性が疑われる)に含まれます。

■その他の症状

脳炎、脳水腫、大脳皮質の軟化、痴呆、腎臓障害、 不妊、疲労感、不眠、頭痛、関節痛、便秘などがあります。


  水道水の鉛!


水道水に鉛が含まれている理由は、 主に、水道管に鉛管が使われている場合があるからです。

水道管に鉛管が使われている場合は、 朝などに、水道水が滞留していた後に、最初に出てくる水道水には、 鉛が溶出しています。

ところで、水道局の調査によると、水道管に鉛管が使われている場合で、 24時間の間、水道水が滞留してる場合のその水道水の鉛の濃度は、 1.65(mg/l)になるという報告があります。

この濃度は、水質基準値である0.01(mg/l)の165倍になりますので、 とても、高濃度です。

また、水道管に鉛管が使われている場合で、 水道水が滞留しないで、流れている時の水道水の中の鉛の濃度は、 0,025(mg/l)という報告があります。

この濃度は、水質基準値を超えています。

日本では、水道管に鉛管が新設で使われることはありませんが、 以前に使われていた鉛管が、現在も20%ほど残っているそうですので、 水道管に鉛管が使われている場合は、 水道水を飲食用に使うのは、危険性があります。

水道管に鉛管が使われている場合で、朝一番の水道水は、 飲食用に使う場合は、しばらく捨てた方が良いようです。


  水道水の鉛を除去する方法!


水道水の鉛を除去するには、蒸留水器を使うのが良いと思います。

蒸留水器を使うと、水道水を蒸留水に変える事が出来ますが、 蒸留水には、鉛が一切含まれていません。

また、蒸留水には、鉛以外の有害物質も一切含まれていませんので、 飲食用の水を用意する場合は、蒸留水器を使うのが良いと思います。

また、蒸留水には、老化、病気、疲れを根本的に防ぐ作用がありますので、 とてもおすすめです。

蒸留水について、もっと知りたい方は、 「蒸留水とは」のページが参考になります。


  最後に!


鉛は、人体に非常に危険な物質だと考えられますが、 水道水には、ほかにも人体に危険な物質が存在します。

ですので、水道水の危険性を知るためには、 水道水の中に含まれる鉛以外の有害物質についても、知る必要があります。

本サイトでは、鉛以外で、水道水に含まれる場合がある有害物質についても説明しています。


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