TOXとは、浄水場の塩素処理によって生じるトリハロメタンなどの有機塩素化合物のグループのことです。
TOXは、発がん性、催奇形性、肝毒性などがあると言われています。
TOXのうち、トリハロメタンの割合は、20%ほどです。
また、TOXには、PCB、DDT、BGC、ダイオキシン、テトラクロロエチレン、
トリクロロエチレンなどの、毒物、劇物が数多く含まれています。
また、水道水のTOXは、数百種類以上ありますが、
その中で、毒性が解明されているのは、ほんの一部でしかありません。
ですので、TOXは、得体の知れない危険物質と言われています。
水道水に含まれるトリハロメタンは、発がん性が疑われていますが、
水道水には、得体の知れない危険物質と言われるTOXが、
トリハロメタンの4倍ほども含まれていますので、
水道水は人体にかなり危険なのかもしれません。
また、TOXは温度を高めると、100℃を頂点に急激に増加するそうで、
その量は、最大で7〜10倍になるそうです。
また、トリハロメタンは、水道水を沸騰させると揮発しますが、
TOXには、沸騰させても、揮発しないものがあります。
また、TOXの中で、水質基準項目に含まれる物質は、
トリハロメタン(クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルム)、
塩化シアン、クロロ酢酸、ジクロロ酢酸、トリクロロ酢酸、塩素酸、臭素酸、ホルムアルデヒドです。
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