■有害ミネラル!
一般的に有害ミネラルとは、
カドミウム、水銀、鉛、ヒ素、ベリリウム、アルミニウム、
ニッケル、スズなどの事を言います。
また、無機ミネラルは、体に蓄積すると、病気を引き起こすそうなので、
無機ミネラルも有害ミネラルと言えます。
水銀は、水俣病の原因物質ですし、
ヒ素は、0.1〜0.3g服用すると、死に至るそうです。
また、ブラウン・ランドーン博士によりますと、
体の組織の中に有害ミネラル(体内の全ての不要なミネラル)が集まると、
活力、エネルギー、力強さ、若さ、柔軟性がすべて失われるそうです。
それらが失われるのは、病気や死に直接関係が無くても、
かなり問題があると思います。
■炭酸カルシウム!
炭酸カルシウムには、炭素(元素記号はC)が含まれています。
炭素が含まれているミネラルは、大体は有機ミネラルですが、
例外で、炭酸カルシウムは、無機ミネラルになります。
無機ミネラルは、体内に入っても、大部分は人間の栄養にならず、
また、体内で蓄積されると、病気を引き起こすミネラルです。
ですので、炭酸カルシウムは、有害ミネラルです。
ところで、炭酸カルシウムは、水道水や天然水に含まれていますので、
注意が必要です。
また、日本では、炭酸カルシウムが、牛乳、カルシウム剤、医薬品、
食品添加物、栄養強化剤、歯磨き粉などで使われているそうです。
炭酸カルシウムを少量服用した場合は、あまり害にならないと思いますが、
牛乳製品に、大量の炭酸カルシウムが添加されている場合がありますので注意が必要です。
■炭酸カルシウムは有害ミネラル!?
人によっては、炭酸カルシウムはカルシウムだから、
体の栄養のために必要なものなので、
炭酸カルシウムを摂取した方が良いと思うかもしれません。
実際に、カルシウムは、必須ミネラルと呼ばれていて、
人間の健康に必要不可欠なミネラルです。
しかし、同じ必須ミネラルでも、体の栄養となる形態のもの(主に有機的な形態)と、
体に有害となる形態のもの(主に無機的な形態)があります。
この事は、とても重要な事です。
例えば、カルシウムには、体の栄養になるカルシウムと、
体に有害なカルシウムがあります。
丁寧に表現すると、カルシウムには、体の栄養になる形態のカルシウムと、
体に有害な形態のカルシウムがあります。
炭酸カルシウムは、体に有害となる形態(無機的な形態)のカルシウムです。
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