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 農薬(水道水の中の有害物質)

※本ページはプロモーションが含まれています。


水道水の中には、有害物質の農薬が含まれている場合がありますので、 このページでは、農薬の毒性や水道水の中に含まれる農薬の危険性などについて説明したいと思います。

【目次】
・農薬とは!
・ネオニコチノイド系農薬とは!
・農薬の毒性!
・水道水中の農薬の濃度!
・水道水中の農薬の危険性!
・水道水の農薬を除去する方法!
・最後に!
・参考資料


  農薬とは!


農林水産省によりますと農薬は、殺虫剤(殺ダニ剤・殺線虫剤を含む)、 殺菌剤、殺虫殺菌剤、除草剤、殺そ剤、植物成長調整剤、 その他(農薬肥料、殺虫・殺菌植調剤、忌避剤、誘引剤、展着剤など)の7種類に分類しています。

農薬は、畑、水田、ゴルフ場などで使用されます。

現在、農林水産省に登録されている農薬の登録件数は4,328件で、 有効成分数は561種類です(平成26年3月31日現在)。

農薬が登録されるまでには、毒性試験をしますが、 毒性試験の中には、発がん性や催奇形性の試験もあります。

しかし、人に対して毒性を示す農薬は、多いと言われています。

また、胎児や小児への影響が心配されています。

また、農薬がアレルギーの原因ではないかという指摘があるようです。

また、現在の水道水質基準で、水質管理目標設定項目の中に農薬が含まれていますが、 その農薬の種類は全部で120種類あります(平成27年4月1日現在)。

それらの農薬の濃度は、規制されている訳ではないですが、 それぞれの浄水場で、農薬に対する対応がされていると思います。

また、日本では、農薬の使用量が多く、耕地面積当たりの農薬の使用量は、 韓国に次いで世界で第2位だそうです。

また、農薬は、50年ほど前よりも、格段に安全性が高くなっているそうです。


  ネオニコチノイド系農薬とは!


ネオニコチノイド系農薬は、食品の内部に浸透します。

ネオニコチノイド系農薬は、子供の脳の発達に害を及ぼす可能性があるとして、 EUでは一部のネオニコチノイド系農薬の使用が禁止になっていますが、日本では使用されています。

また、ネオニコチノイド系農薬の1つであるアセタミプリドについてですが、 食品毎の残留農薬基準値は、日本は緩くて、EUの数倍から500倍の差があります。

ところで、2007年までに、北半球の4分の1のミツバチが消えたという報告があります。

また、近年、蜂群崩壊症候群が世界各地で起きているそうですが、 それらの原因として、ネオニコチノイド系農薬が疑われています。


  農薬の毒性!


■農薬の毒性試験!

農薬が登録されて使用出来るようになるまでには、毒性試験が行われます。

毒性試験には、発がん性試験、繁殖毒性試験、催奇形性試験、変異原性試験などがあります。

ですので、農薬は安全だという批評があります。

しかし、毒性試験の中で、人間に関する試験項目は、わずか20項目ほどです。

また、長期にわたって行われる試験はありますが、その期間はわずか1年間だけです。

農薬を使って生産された食べ物を、人間はだいたい80年間も食べ続ける訳ですから、 1年間だけの試験では、人間への有害性については、 あまりわからないと思います。

■農薬を塩素処理した場合の毒性!

農薬の毒性は、毒性試験が行われていますので、 ある程度の安全性があります。

しかし、「農薬取締法における水質汚濁に係る農薬の登録保留基準見直しのための根拠データの取得」(※1)の報告によりますと、 農薬を塩素処理した場合に、変異原性物質が生成される場合があるそうです。

浄水場では、原水を塩素処理しますので、 原水に農薬が含まれている場合は、水道水の中に、 変異原性物質が含まれている場合が考えられます。

また、「水道原水の塩素処理過程における農薬の分解 」(※2) の報告によりますと、 有機リン系農薬は、 急性毒性のアセチルコリンエステラーゼ(AchE)活性阻害を引き起こします。

チオノ型有機リン系農薬は、塩素処理によって、 オキソン体に変化するのですが、オキソン体は、アセチルコリンエステラーゼ活性阻害が、 原体よりも数百〜数千倍も強くなるそうです。

(※2)の報告では、塩素処理によって変化したオキソン体の濃度は、 0.01〜0.05(μg/l)とかなり低い濃度でしたが、 チオノ型有機リン系農薬は、塩素処理によって毒性が増加する場合がある事がわかります。

■農薬の環境変化体!

農薬は、自然環境中で、分解されて環境変化体になります。

ところで、先ほど、農薬を塩素処理した場合に、変異原性物質が生成される場合がある事をお伝えしましたが、 先ほどの報告(※1)によりますと、 環境変化体を塩素処理した場合にも、変異原性物質が生成される場合があるそうです。

環境変化体を塩素処理した場合に生成される変異原性物質などに関する研究は、 現状では、ほとんどないそうですので、今後、環境変化体を塩素処理した場合に、 毒性の強い変異原性物質が生成される事が発見されるかもしれません。

■まとめ!

農薬の毒性について考える場合は、農薬自体の毒性について調べるだけでは足りなくて、 農薬の環境変化体についても、調べる必要がありますし、 また、それらが含まれた水が、浄水場で塩素処理された時に生成される物質についても調べる必要があります。

もしも、農薬の毒性を総合的に、また、深く調べた場合は、農薬に強い毒性がある事が発見される可能性があります。


  水道水中の農薬の濃度!


■河川の農薬の濃度!

水道水中の農薬の濃度は、河川の農薬の濃度を調べることで、 ある程度わかると思いますので、 次に、河川の農薬の濃度について、 説明したいと思います。

「川崎市内河川における農薬の環境実態調査(2010年度)」(※3) の報告によりますと、 川崎市内の河川で調査した農薬の中のダイアジノンは、0.53(μg/l)の濃度で検出されました。

日本の水質基準では、ダイアジノンの目標値は5(μg/l)ですので、 その値に比較的近い濃度です。

また、「河川水中に検出される水田除草剤の濃度推移とピリブチカルブ-オキソン体の同定」(※4) の報告によりますと、千歳川での水田除草剤の濃度は、 プレチラクロールで5.41(μg/l)です。

日本の水質基準では、プレチラクロールの目標値が50(μg/l)ですので、 その値に比較的近い濃度です。

また、「加古川水系における水田農薬の河川水質及び底質への汚染状況」(※5) の報告によりますと、24種類の農薬を調べた中で、 検出されたのは7種類です。

その中のモリネートは、1.5(μg/l)の濃度で検出されました。
日本の水質基準では、モリネートの目標値は5(μg/l)ですので、 その値に近い濃度です。

また、検出された農薬の1つであるブロモブチドの濃度は15(μg/l)でした。
日本の水質基準では、ブロモブチドの目標値は100(μg/l)ですので、 その値に比較的近い濃度です。

また、「横浜市内河川の農薬調査について」(※6) の報告によりますと、 横浜市内河川でのジクロルボスの濃度は2.0(μg/l)でした。
日本の水質基準では、ジクロルボスの目標値は8(μg/l)ですので、 その値に近い濃度です。

また、モリネートが、1.5(μg/l)の濃度で検出されました。
日本の水質基準では、モリネートの目標値は5(μg/l)ですので、 その値に近い濃度です。

また、フェニトロチオンが、0.38(μg/l)の濃度で検出されました。
日本の水質基準では、フェニトロチオンの目標値は3(μg/l)ですので、 その値に比較的近い濃度です。

また、「水田地域における河川水中農薬調査」(※7) の報告によりますと、 兵庫県の河川で82種類の農薬を調べた中で、 検出されたのは、17種類です。

その中のカフェンストロールは、1.6(μg/l)の濃度で検出されました。
日本の水質基準では、カフェンストロールの目標値は8(μg/l)ですので、 その値に近い濃度です。

また、「水田地域における農薬の流出状況 」(※8) の報告によりますと、 福岡県の宝満川流域で4種類の農薬を調べた中で、 検出されたのは、3種類です。

その中のフィプロニルは、0.96(μg/l)の濃度で検出されました。
日本の水質基準では、フィプロニルの目標値は0.5(μg/l)ですので、 その値を超えています。

また、「水田から河川への農薬流出の実態」(※9) の報告によりますと、 宇都宮市の河川で農薬濃度などが調査されました。

その中のベンチオカーブは、約10.8(μg/l)の濃度で検出されました。
日本の水質基準では、ベンチオカーブの目標値は20(μg/l)ですので、 その値に近い濃度です。

また、シメトリンが、約4.5(μg/l)の濃度で検出されました。
日本の水質基準では、シメトリンの目標値は30(μg/l)ですので、 その値に比較的近い濃度です。

また、プレチラクロールが、約6.2(μg/l)の濃度で検出されました。
日本の水質基準では、プレチラクロールの目標値は50(μg/l)ですので、 その値に比較的近い濃度です。

また、モリネートが、約2.0(μg/l)の濃度で検出されました。
日本の水質基準では、モリネートの目標値は5(μg/l)ですので、 その値に近い濃度です。

■まとめ!

河川中の農薬が検出されるのは、主にその農薬が使われる期間だけですが、 日本の水質基準での農薬の目標値に近い濃度の農薬が、 一時的に河川で検出される場合があることがわかりました。

しかし、河川中の農薬が検出されるのは、主にその農薬が使われる期間だけですので、 農薬の濃度の年間の平均値を考えると、その平均濃度は、 日本の水質基準での農薬の目標値よりも、 大きく下回っている場合がほとんどだと思います。


  水道水中の農薬の危険性!


農薬には、毒性があると思いますが、 水道水中の農薬の濃度は、かなり低いので、 水道水中の農薬の危険性は、かなり低いと考えられます。


  水道水の農薬を除去する方法!


水道水の中に含まれている農薬を除去するには、蒸留水器を使うのが良いと思います。

蒸留水器を使うと、水道水を蒸留水に変える事が出来ますが、 蒸留水には、農薬が一切含まれていません。

また、蒸留水には、農薬以外の有害物質も一切含まれていませんので、 飲食用の水を用意する場合は、蒸留水器を使うのが良いと思います。

また、蒸留水には、老化、病気、疲れを根本的に防ぐ作用がありますので、 とてもおすすめです。

蒸留水について、もっと知りたい方は、 「蒸留水とは」のページが参考になります。


  最後に!


農薬は、人体に危険な物質だと思いますが、 水道水には、ほかにも人体に危険な物質が存在します。

ですので、水道水の危険性を知るためには、 農薬以外の有害物質についても、知る必要があります。

本サイトでは、農薬以外で、水道水に含まれる場合がある有害物質についても説明しています。


  参考資料


※1「農薬取締法における水質汚濁に係る農薬の登録保留基準見直しのための根拠データの取得」
      (https://www.env.go.jp/policy/kenkyu/suishin/kadai/syuryo_report/h25/pdf/5B-1104.pdf)

※2「水道原水の塩素処理過程における農薬の分解 」
      (http://www.eiken.pref.kanagawa.jp/004_chousa/04_reserch/files/37_PDF/37-1.pdf)

※3「川崎市内河川における農薬の環境実態調査(2010年度)」
      (http://www.city.kawasaki.jp/300/cmsfiles/contents/0000020/20776/38-10.pdf)

※4「河川水中に検出される水田除草剤の濃度推移とピリブチカルブ-オキソン体の同定」
      (http://www.iph.pref.hokkaido.jp/Kankobutsu/Shoho/annual49/shoho490207.pdf)

※5「加古川水系における水田農薬の河川水質及び底質への汚染状況」
      (http://www.eco-hyogo.jp/files/8713/0223/4898/note201004.pdf)

※6「横浜市内河川の農薬調査について」
      (http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/mamoru/kenkyu/shiryo/pub/pub0139/pdf/pub013916.pdf)

※7「水田地域における河川水中農薬調査」
      (http://www.hyogo-iphes.jp/kikaku/kiyo/2005/p28.pdf)

※8「水田地域における農薬の流出状況 」
      (http://www.fihes.pref.fukuoka.jp/~kikaku/Reports/Report41/pdf/np41letter03.pdf)

※9「水田から河川への農薬流出の実態」
      (http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/nousi/seikasyu/seika19/sep_019_4_04.pdf)


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